給料日が一番嫌い(笑)

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経営者と従業員の間には埋める事の出来ないミゾがある

お給料をもらって働いている人と経営者では背負うものが全く違います。

誰が何と言おうと大きく違います。もちろんリスクも違います。

でも自由です。これって大きいです。もう2度と人の下で働きたくない位です。

自分の裁量で会社を動かせる。時間が自由に使える。

サラリーマン生活も長かったので比べると一番良いところはそこかも知れません。

でもその分、大きな大きなリスクを背負うのです。

失敗したら全てを失ってしまう事もあります。

良い時は思いっきりいい思いが出来るかも知れませんが、ダメになった時は全部自分で背負うしか無いのです。

その辛さ、苦しさは勤め人には分からないかも知れません。

下げたくない頭を下げなくてはいけない事なんてザラにあります。

自分がどんなに頑張ってもどうにも出来ない事もあります。

コロナがそうでしたよね。

経営者は逃げ場が無いのです。

不安も大きいです。ダメになったら結果として色んな人を巻き込んでしまうからです。

夜も寝れない時も続きます。

零細企業にとって資金繰りほど経営者を苦しめるものは無いと思います。

飲み屋さんなどでサラリーマンの人が会社の愚痴を言っているのを聞く事があります。

申し訳無いですが、そんな事で悩んでいるなんてアホらし過ぎる。と思う時もあります。

追い詰められた経営者は愚痴を言う相手なんていません。

100%自分で受け止めて自分で何とかするしか無いのです。

サラリーマンなら毎月決まった日にお金が入って来ます。素敵な話だと思います。

経営が上手く行っている時はいいのですが、そうそういつも上手く行っている会社も少ないのではないでしょうか。

今月も給料払えた!とホッとする間も無く次の給料日がやってきます。

月末の支払いがやって来ます。

自分が1円ももらえ無くても給料と支払いが大優先です。

払えるならまだしも、今月厳しい!と思ったら何とかしなくてはいけません。

どんな事をしてもお金を作らないといけない。と思うその切迫感は経営者にしか分からない気持ちなのかも知れません。

払えなければ、「待って下さい。」と頭を下げるしか無いのです。

待って下さいと言って待ってもらって、やっぱり払えなければまた頭を下げるのです。

頭を下げて許されるのも2回まででしょう。

そうなったらゲームオーバーなのです。

どんないいカッコを言っても結局はお金、お金、お金なのです。

経営者は孤独。だから経営者同士仲良くなる

会社では孤独な経営者ですが、一歩外に出れば同じ立場の経営者がいます。

お互いの気持ちが良く分かるから必然的に仲良くなります。

でも飲んでもまず愚痴は出ません。

全部、自分で受け止めると言う腹がくくれていますから、基本的にお酒は楽しい会話と共にあります。

好きな事をしたくて経営者になったのですから、皆前向きです。これからの話が出来ます。

そこが良いところですね。

サラリーマンで居る方が気楽なのは確かです。支払いの心配などしなくていいですからね。

どちらが良いのか、分かりません。

でも私は経営者になって良かったと心から思っています。

何が有っても受け止めますよ~(^^)