記憶に残る光景
上の写真はアラスカで夫が撮影したオーロラです。
北斗七星が重なってうつっているのが分かりますでしょうか?
なかなか撮れない写真だと思います(^^)
私がアラスカに行ったのは一度だけですがこの時も凄いオーロラに遭遇しました。フェアバンクスのロッジで見ました。
「オーロラ大爆発」と呼ばれる年だったらしく次から次へとオーロラが現れて幻想的な世界が広がっていました。
少し怖ろしさも感じました。なんだかこの世のもので無いような感じがしました。
記憶に残る感情
60年以上人間やっていると過去、本当に多くの出来事に遭遇しました。
楽しいことも、幸せで胸いっぱいのことも、人並みに(笑)ありますが、やはり記憶に強く残るのは怒りだったり、悲しみだったり、喪失感だったりするようです。
怒りにせよ、悲しみにせよ、喪失感にせよ、自分の思い通りにならないことから出てくる感情なんですよね。
もう少し突き詰めて、自分はなぜ今怒っているのか、なぜ悲しいのか、なぜ茫然自失になっているのか考えてみる。
「自分はこうなって欲しいのに相手がこう出たから怒ってるんだ。」
その次は、こうなって欲しいという自分の気持ちはどこから来たのか、考えてみる。
さらには相手の気持ちになって考えてみる。なぜそういう態度に出たのか。
思いっきり深く突き詰めて考えた後に今度は自分がお空の神様になった気分で考える。
自分は空の上にいて、怒っている自分を眺めているんです。
『ちっさい事で怒ってるな、自分』ときっと思えるはずです。
ほとんどのアクシデントはお空の神様からみたら大した事ない。
もうひとつ例を挙げてみますね。
自分の子供が出来が悪くて遊んでばっかりで勉強もしない。あー、腹が立つ。
と思っている人がいるかも知れません。
でも、それって誰が困るの?何が困るの?と考えてみる。いい学校にいけないから困るの?いい会社に入れないから困るの?
そんな事で当事者でも無い自分(親)が悩んでいても体に悪いばっかりです(笑)
元気で生きてたらそれでいいんです。
今日、笑ってここにいてくれる。それ以上の幸せは無いと思います。
そんな簡単な事が近視眼的に物事を見ていたら気が付かなかったりするんです。
今日元気で笑っているこの子が明日も元気で笑っている保障はどこにもないんです。
起きるか起きないか分からない事を心配しても仕方がないので、今ここで笑っていてくれる事に最大限の感謝をすればそれでいいと思います。
ご主人とケンカしちゃった。怒りながら家を出て行った。奥さんも腹が立ってるからご主人の事は無視。
だけどご主人が昨日と同じように帰って来る保障はどこにもないんです。
そう思うと目の前にいるご主人の事が少しは愛おしく、今ここにいてくれる事に感謝する気持ちが出てくるかも知れません。
少しは大切にしようかな~と思うかも知れません。
今が大事。今に感謝。
多くのアクシデントはお空の神様から見ればちっさい、ちっさい。
そう思うようになってから少々の事では動じなくなりました(^^)