23年。長くおもろい道のり

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無知ほど怖いものは無い。けれど無知だから出来た事もある。

誰かに使われる人生はもうやめよう、自分の会社を作ろう、と決めたあの日から23年が経ちました。

何も分からなかったから何も怖く無かった。

失敗したらどうしよう、とか1ミリも思わなかったです。

夢しかなかった。

いっぱいドレス作って、人をいっぱい雇って、会社上場して・・・って本気で思ってました。

上場の意味も知らずに(笑)

1才と3才の子供がいるのに、それがどうした?位に思ってました。

足元見ずに先だけ見てました。

開業するための資金なんて1円もありませんでした。

商売と言うのはほぼリピーターで成り立っている。と言う事も全く知りませんでした。

知ってたらブライダルなんて商材選ばなかったと思います。

どう考えてもすごいバカだと思います。バカだから起業できました。

お金は大阪府のスタートアップ支援事業で事業計画書を書いてプレゼンして、100万円もらいました。

個人では大金ですが、事業するための100万円なんて全然足りません。

足りませんが何とかそれでスタートさせました。

怖さを知ってしまった

15年ぐらい経った頃、会社経営って怖いことだらけだな、と思うようになりました。

お金の事、人の事、集客の事。。。。

会社らしくならなきゃと思って社内規定も専門家の先生呼んで作って、してたけどやっぱ私にはそう言うの向いてない。

一番精神的にダメージきついのはやっぱりお金の事ですね。

どちらにしても無知で無謀な私が自分で呼び寄せた事です。

もっと賢ければもっと楽に経営が出来たのか、と思う事もありますが賢いなら賢いなりの苦しさがあったと思います。

鉄の心臓ゆえに今まで続ける事ができた。と思っていました。アホなクセに根性だけはある、みたいな。

が、本当のところは自分の力では無く、何かの力によって続けさせて頂けたのだと今は思っています。

有難い事です。

そして今

未だかつてないほど気持ちは楽になりました。有難い事です。

苦しい時って先が見えないけれど、今は少し先が見通せるようになったような気がします。年取ったからだと思います。

23年前。23年後の自分なんて想像すら出来なかったです。遠い未来過ぎて。

あの頃と比べると少しはバカが治ったのかと思っています。気のせいかも知れませんが。

無知は最強ですが、最恐でもあります。

ニコニコ笑っていられたらそれでいいと今は思っています。

これでいいのだ。