服の絵を描き続けて
今日もお客様に提案するデザイン画を描いてます。
なんかねぇ、人生の大半を洋服の絵を描く事に費やしてきたかもって少々しみじみしています。
まあ、大半って言うたら大げさですが。
私はこのままパタンナーに出して服が作れる絵を描きます。
だからイラストじゃあない。これも服の設計図の一種。
大雑把に見えて実は几帳面で神経質です。
手描きからデジタルへ
デジタルで描き始めてから3年ほど。それまでは完全な手描き職人でした。
息子がイラストレーターなのでお勧めソフトを聞いたら『クリップスタジオ』との事。
なにそれ?状態でしたが、本を見ながら右腕が痙攣する位まで根を詰めて勉強した結果、以外とマスターは早く、3ヶ月ほどすれば線画に関しては人に教えてあげられる位にはなったと思います。
もうアナログには戻れない体になりました。
凝り性なもので経営計画書とか似合わんものを作ってた頃、それはそれは立派なものを作ってました。
それがまた、全然儲からへん(笑)←あかんやん、意味ないやん
自分の事、経営者とか思わずに人に喜んでもらうための絵を描く人、って言う定義に変えてからは不思議な事に詰まっていたマネーの流れが通るようになって来ました。
色んな事が間違ってたのか、それも学びだったと思うべきなのか。
たぶん、学びなんてカッコいいものじゃ無く単純に何かが間違っていたのでしょう。
やっと自分のやり方が見えて来ました。
当社は今年11月、23周年を迎えます。
よく持ちこたえたと思います。普通の神経やったら続けられてない。
神経質で几帳面やけどけしてヤワじゃない。都合よく鈍感になれる特技あり。 鉄の心臓持ってるし。
鉄な上に毛まで生えてる気もするし、色々大丈夫。
自分だけだったら何も出来ない。
本当に沢山の人に支えられて、助けられて。大大大感謝です。
いつまで続けるのか考える毎日
今年9月で61才になりました。
60才になった頃から商売の終わりをどうするか考えるようになりました。
「まだまだ出来ますよ~、頑張ってください」と言って下さる人は多いですが、いやいや年齢だけじゃないんですよ。
70才でも現役の経営者の方はいくらでもいらっしゃいますが、数字ではかれるものでは無いと思うんです。
70才でもまだまだ出来ると思う方も50才過ぎからもうしんどい、と思われる方もいらっしゃると思います。
そう、人それぞれなんです。
自分の事は自分で決めるしか無いですし、少なくとも回りの誰かより自分の事は自分が良く分かっているはずです。
仕事ばっかりして来た
初めて就職した日からずっと働き続けてきました。
結婚しても子供が出来ても関係なく。
私の気持ちとしてはもう一生分働いたと思っています。そう、〇〇さんはまだまだ働く気満々なのに、と言われても私は私です。人は関係ないです。
近い将来、答えを出すときが来るのでは無いかと思います。
ゆっくりしたい
今まで出来なかった事。生活を楽しむ事をやってみたいです。
部屋も綺麗に片付けて。毎日、じっくりヨガをして。美味しい料理を作って。美味しいパンを焼いて。
文章書くの好きだから毎日、いっぱい書いて。
時々旅行に行って、温泉入って。
夢はいっぱいあります。
体が自由が効く年代のうちにやりたいですね。