愛あふれる誕生日

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59歳と60歳は違う

59歳と60歳。

たった1才の違いなんだけど、どうも世間の目は違うようです。

50代と60代。

50代は現役!って感じするけど60代は多少衰えたイメージ。

これは自分がそう思ってたのですが、世間一般の見方もそう変わらないんじゃあないかな。

59歳と60歳は全然違う感じするけど60歳から61歳ってあんまり変わりませんよね。

って事で先日、61歳になりました。(前置き長っ)

テーマはスペインのバル

息子と娘、ふたりで私の61才の誕生日の前夜祭を準備してくれました。

とても手の込んだ料理。買い出しも含めると3日がかりで準備してくれたようです。

テーマは「スペインのバル」だそうです。

誕生日当日は夫からのプレゼントで神戸シェラトンに夫婦で1泊。

のんびりさせてもらいました。

ありがた過ぎてみんなにお金使わせて申し訳なさ過ぎて、でも嬉しくて♡

一生忘れられない誕生日です。

以下、息子から送られてきた当日のメニューです。

何がなんだか分からないけど大変に美味しかったです♪

・サーモンのコンフィとクリームチーズのブルスケッタ

・パンチェッタとサワークリームのシュー

・ワタリ蟹のタルト

・殻つきウニ

・宮崎牛タルタルのブルスケッタ

・カプレーゼのピンチョス

・ハモンセラーノ&モッツァレラ・ブッファラ

・ポルケッタ

・桃とシャインマスカットのチーズケーキ

息子の趣味は料理

26歳の息子、太陽はイラストを描く仕事をしているのですが趣味は料理です。

本当に赤ちゃんの時から食い意地が張っていました。

『食べる事、命』的な雰囲気が物言わぬ頃から漂っていました。

量もですが内容も適当なものじゃあ許さないオーラを放っていました。

小学生の頃、給食を残した事は一度も無かったそうです。娘は良くパンを残して帰って来てましたが。

お代わりもしまくっていたようです。

中学生になりお弁当が始まりましたが、お弁当を作っている際、息子に朝良く言われていた言葉。

「ぎゅうぎゅう詰めにしてや~」

でした。

特大弁当箱に思いっきり詰め込んだものです。

こんな感じで食べるのは好きでしたが料理をする事には関心は無かったと思います。

魂、入れ替わった?

それが、いつからか自分から進んで料理をするようになりました。

全然作る事には興味を示さなかったのに、私からすると「ある日突然」料理に目覚めたような印象です。

ある日を境に魂が入れ替わったとしか思えません(笑)

料理人になればいいのに

料理は私よりずっと上手です。ずっと主婦やってたのに立つ瀬ありません(^^;)

味噌汁ひとつ取ってみても私より美味しく作ります。(と言うかお味噌汁苦手です。私)

もちろんどこかで修行したわけも無く、YouTube先生を見ながら作っていますがホントに美味しく作ります。センスはあると思います。

もうひとつスゴイな~と思うのが、冷蔵庫にあるものを使ってアレンジできると言う事です。

買い物の仕方も上手です。私より。安いものを上手に買っています。

私自身が料理が大好きなので家族の料理はずっと楽しんで作っていました。その姿を見ていてくれた事が息子の料理好きにつながったのかなって少しだけ思います。

息子に聞いた事があります。

「絵描きじゃ無くって料理人になった方が良かったんじゃない?」って。(多少失礼な質問)

返って来た答えは

「料理を仕事にしてしまうと料理が好きじゃ無くなるかも知れない」

との事でした。

息子が言う意味はとても良く分かります。

好きな事も仕事にしてしまうと必ず苦しみも伴います。好きな事が好きじゃ無くなる事もあると思うのです。

ただ楽しく料理を作っていたいと言うのでしたら仕事にはしない方がいいですね。

私も服のデザイナーをここまで長く続けていられるのは『一番好き』を仕事にしなかったからかも知れません。

そもそも好きなんか?のレベルです(爆)

特に好きじゃ無いけどやってると楽しいです(どっちやねん)

娘の特性

娘24才も台所に立つのが好きです。ハート形のケーキは娘が作りました。

良く作ってくれるのでケーキは買って食べる事が少なくなりました。

娘の作るケーキやお菓子も本当に美味しいです。

買い物の仕方は・・・・下手です(笑)

同じものをいくつも買って来て「あ」となっている事が多いです。それも可愛いんですけどね。

娘は買い物の仕方は下手ですが作業の段取りがとても上手です。

今回息子と娘、ふたりで台所で動いている姿を見て、特にそう思いました。

料理を作る息子の見事なアシスタントぶりでした。

感謝、感謝

色々書きましたが、こうやって私のために時間もお金も使って祝ってくれるその気持ちが本当に本当に嬉しいです。

息子も娘も優しい人に育ってくれたと思います。

優しいだけでは生き抜きにくい世の中ですが、それでも優しさのある所には優しさが集まると思っています。