浅い穴をいくら掘っても

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商社のデザイン室勤務の頃、通販向けと店舗販売向け、両方のブランドの担当してた事があります。今よりうんと若い頃。

店舗販売と通販じゃあ売れるデザインが全然違うの。

忙しすぎて、両方共が中途半端になってるのを感じてどちらかだけの担当にして欲しいと上司に直訴した事があります。

その頃はあれもこれもやるとどれもが中途半端になるって固く信じてました。

今はそうでもないかもって感じてます。

『浅い穴をいくら数多く掘っても意味が無い。』と言うのがヨガの教えにあるけれど深い穴をいくつか掘るのはありかも知れないです。

40年近く洋服のデザイナー続けてるんだからそれはそれは深い穴が掘れたと思う。真剣に向き合って来たし。

これが1個目の穴。

そろそろ2つ目の穴を掘り始めてもいいんじゃ無いかな~。

ついでに3つ目の穴も同時進行で。

年齢的に1個目のように40年かけては掘れないからスピードアップは必要。

いや、来世に向けてゆっくり掘るのも有りかも!

焦るとロクな事は無いからゆっくり確実に進む方を選ぼうかな・・・

なんて事を最近毎日考えています。

1個目の穴について

有名なデザイナーさんは数多くいらっしゃいます。

日本でブライダルだと桂由美さん。

他にもいらっしゃいますが桂先生ほどのカリスマ性は無いですね。

と言うか全然違う。(敵を作った?)

素晴らしい才能もですが、それ以上に熱い思いや情熱、そして物凄い努力をされてきたのだろうと推測します。

私と同じモード学園の卒業生にも多少(^^;)有名になられた方もいらっしゃいます。

皆さん、本当に素晴らしいと思います。尊敬します。

でも、自分と比べてどうこう思う言う気持ちは1ミリも無いです。

凄いと思いますし尊敬もします。

でも、同じ位自分も素晴らしいと思っています。

誰とも張り合わないし、比べない。

比べるなら過去の自分です。

過去の自分から未来の自分に向かって、日々歩いている。きのうの自分より今日の自分が少しだけ進化している。その事が素晴らしいと思うのです。

常に自分軸で考えています。

そう。これでいいのだ(^^)