出来てもいい 出来なくてもいい

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ヨガの師匠の教え

ヨガ講師になるために2022年は学校に通っていました。

インストラクターになろうとしている人達の集まりだから、レベルは高いです。

『50代以上の女性限定』でしたがなかなかどうして。

生徒の中には現役のインストラクターの方もいらっしゃって私には付いていけない、と思ったことが何度もあります。

そう。私は落ちこぼれ。

と思ったこともあります。今となってはそんな事、これっぽっちも思ってないですけどね。

私が四苦八苦している時に先生が良くおっしゃっていたのが「出来てもいい。出来なくてもいい。」と言う言葉です。

とても救われる言葉だと思います。

ヨガは誰かと比べるものでも、ましてや競うものでもありません。

自分の内面と向き合うものです。

そこを勘違いして「みんなと比べて私はできない」と思うのは間違っているのです。

比べるのだとしたらきのうの自分と比べるべきだと思います。

左側の方が先生。知る人ぞ知る、中井まゆみ先生です。

飄々と言う言葉がしっくり来る方です。

『出来てもいい、出来なくてもいい』と言うフレーズはこの先生から教わりました。

出来てもいい、出来なくてもいいと言うのはヨガに限らない

ヨガのお話を続けましたが『出来てもいい、出来なくてもいい』と言う言葉は生き方全般にも言える事だと思います。

出来る、出来ないよりもどれだけその事を楽しめるか、経験を積めるかの方がずっと大切だと思います。

仕事に関しても楽しんでやった仕事の方がいい成果が出る事が多いと思います。

まあ仕事ですから『出来てもいい、出来なくてもいい』と言う訳には行きませんが(笑)

ずっと私は成果主義でした

どんなに頑張っても結果が出なければ意味が無いと思っていました。

『出来てもいい。出来なくてもいい』の対局にいたわけです。

でも今ははっきりそれは違うと言えます。

そもそも人は何のために生きてるの?と言う事から始まる訳です。

仕事の成果を出すためじゃあ無いはずです。

もっと広く、もっともっと広く、宇宙的な感覚で考えると人は幸せになるために生きてるんだと思うようになりました。

経験を積むために生きているんだと思っています。

あの世にどれだけ儲けたか、みたいな話は持って行けません。そんなもの自慢にもならない。

持って行けるのは経験と思い出だけです。

どれだけ経験を積んでどれだけ楽しめて、どれだけ人に優しくできたか。どれだけ動物に優しく出来たか。が評価されるのだと信じています。

だから成果主義でうんぬん言うてるうちは小さい、小さい。と思う訳です。

出来てもいい、出来なくてもいい。そこに到達するまでにどんな経験があったのか。

そこが重要なんだと思っています。