コロナ下のブライダル事業者
きのうに引き続いてコロナ話。
2020年に始まったコロナ騒ぎ。2021年になった頃から会社を終わりにしちゃうブライダル事業者が多く出始めました。
最大手のワタベウェディングさんもこの年の3月に経営破綻しました。
ワタベさんとは取引無かったですが、やはり衝撃でした。
その後、興和㈱さんの子会社となり再建されています。
大手って経営破綻してもだいたい支援者が現れますね。
それに比べて中小零細はダメになったらホントに終わってしまいます。
銀座にお店を持たれていたブライダルインナーの会社さん。
とても良い商品を作られていました。
信頼してずっと取引させてもらったのですがある日突然、連絡が取れなくなってしまいました。
これだけ長くお付き合いしていたのだからせめて連絡は欲しかったですが、当事者はそんなどころではないですね。
下手に連絡しちゃうとそう言う話はアッと言う間に広まって大混乱になります。
わかるんだけど心情としては何で連絡くれなかったの?とは思います。
Namigonの会社はコロナの数年前に大きな改革をして会社の規模を小さくしました。
それとリメイクに力を入れるようになりました。
その事で何とか生き延びる事が出来ています。
やめる事は悪なのか?
長くお付き合いして来た仕入れ先さんが会社を閉めちゃうのは残念だし寂しいけれど必ずしも無理に続ける事がいいとはけして思わない。
無理して続けてもダメなんですよね~。
「今を乗り切れば何とかなる」と思って頑張っちゃう経営者は多いと思います。
何とかならない事の方が多いですね。実際のところ。
どこかで思い切った手を打たないと、不幸の連鎖になってしまう。
結婚するより離婚する方がずっと大変なように会社を作るより終わらせる事の方が何倍も何十倍も難しいと思います。
幸せに終わらせる事が出来るうちに終わらせる事が出来るのが一番いいと思うけど、それはまた一番難しい事なのかも知れないですね。
私自身も色々肝に銘じておきます。
何が有っても飄々と受け止める胆力だけしっかり持っておこうと思います。